J'ai tellement de galaxies en moi

私の右手と左手がそれぞれ別の銀河から来た素粒子でできているっていうのは、正しく理論的であり、そして最も叙情的な表現ですね。

空はなんで青いのか。海はなんで青いのか。なんとな~くしか知らなかったので調べてみました。

そもそも光っていうのは電磁波で、その波長の長短で色が変わるんです。そういうものです。そいつらが目に飛び込んだときに、眼球内の光の受容体が反応して『お、コイツ青やん』って脳が認識するんですね。そういうものです。でもタコのほうが眼球の構造優れてるんですよ。マジ。タコやばい。光受容体がぜんぶ内側向いてるから。めっちゃつよい。です。そういうものです。

で、波長が長いほど赤色に近くて波長が短いほど青色から紫に見えてくんですけど、じゃあまず海。海は太陽からの可視光(白:要は電磁波)が当たると、波長の長い赤を反射せずに奥ゥ~~~~のほうまで逃がしちゃうんですね。でリフレクション!!!!(大音声)するのが青に近い短い波長の電磁波で、それが我々の目に飛び込んで『海は青や!!!!』って脳みそがいってるんです。あとこれ関係ないですけどチャラ男ロボットが「どしたん話ピポパ?」っていうネタ好きです。浅瀬がきれいなエメラルドグリーンなのは青色の短波以外もいろいろ反射するからだそうで。海底とかかな。

空はッスね、太陽光が垂直に地球(の、たとえば私のいるところ)に当たるとするじゃないですか。したらこう、地球の大気を通り抜ける距離は[大気圏↔地表]の最短距離通るじゃないですか。すっとちょうどいい具合に大気組成が可視光の短波部分をまきちらして、つまり光の青色の部分だけが空で乱反射して青く見えるって寸法です。
夕焼けが赤いのは[大気圏↔地表]の最長距離なんで、大気を可視光が通過する間に短波が乱反射されまくって拡散しちゃうからですね。だから直進する赤系の長波しか観測者まで届かないんで、夕焼けが赤く見えると。そういうものです。

ってーとつまり、太陽光がもう少し強ければ夕焼けは発生せず、逆に弱ければ青空はずっと見えなかった可能性もあるわけでして。大気組成・密度と太陽光の強さと距離と、そこらへんが絶妙に奇跡的に噛み合って毎日このキレイな空のコントラストを目にすることができるわけですね。
すっげーステキやん。奇跡の星オブジアースですね。オブジイヤー。

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