映画『Space Buddha 3: Rise of the Hundred Schools(邦題:スペース・ブッダ 3 -進撃の諸子百家-)』

 スペース・ブッダ 3 -進撃の諸子百家-
 原題:「Space-Buddha 3: Rise of the Hundred Schools」


ストーリー概要

遙かなる時を超え、儒家と法家の思想が宇宙の果てで再び火花を散らす!伝説の賢者たちが数十世紀ぶりに復権を狙い、宇宙全体を巻き込むべく秘密兵器「アルティメット・科挙」を発動。宇宙経典の力を究極兵器「ビッグリップ・ジェネレーター」に変貌させ、全てを無限の破壊に誘う計画を実行しようとする。


一方、スペース・ブッダはこの凶行を阻止すべく、復活した「宇宙大将軍」と共に儒法の勢力に挑む。しかし、各思想家が「諸子百家」の名の下に手を組んだことで、宇宙は哲学論争と破壊の渦に飲み込まれる。果たして宇宙の行方は?そして「アルティメット・科挙」が引き起こす“ビッグリップ”は防げるのか?


販促サイトよりあらすじ

「再び奴らが帰ってきた!そして今度は、宇宙を飲み込む“ビッグリップ”を起こすアルティメット兵器を握っている!『スペース・ブッダ』シリーズ第3弾、思わず突っ込みたくなる激しい哲学バトルが宇宙の端から端まで繰り広げられる!儒家・法家の連合が、宇宙経典の力を悪用し、全てを“破壊”と“再生”へ導く。その時、スペース・ブッダは最後の希望となるか?」


映画評論サイトおよび各誌のレビュー:


「『スペース・ブッダ 3 -進撃の諸子百家-』は、かつてない“哲学的アクション”というユニークなジャンルを確立したといっても過言ではない。儒家や法家の思想をSF設定に大胆に持ち込んだストーリー展開は、考えれば考えるほどツッコミどころ満載だが、それがこの作品の妙味であることは間違いない。非凡なビジュアル、奇想天外なプロットで、熱狂的なファン層を虜にしてやまない。」
 Film Galaxy誌


「この映画は突飛な設定に加え、シリアスでありながらそのシリアスさが空回りしているという稀有な魅力を持つ。前作に引き続き、ポップカルチャー的に深い意味を込めようとする姿勢がむしろ裏目に出たのが絶妙だ。『宇宙経典』と宇宙規模の争いが織り成す“哲学バトル”に、観客は絶えず笑いと驚きで揺さぶられるだろう。」
 CineMag


「この映画が本当に真面目に作られたのかは疑問が残る。賢者たちが謎の“アルティメット・科挙”で宇宙を脅かす設定には、壮大さよりも悪趣味さが目立つ。また、シリアスさとB級の狭間で漂う演出は、一部の観客には退屈でしかないかもしれない。」
 Film Critic Weekly


「『スペース・ブッダ 3』は奇抜な設定で観客の心を掴もうとするも、視覚的にも物語的にも破綻している箇所が目立つ。哲学的なテーマを扱っているように見えて、その実、中身は無理矢理で唐突な展開ばかり。確かに一部ではカルト的に受け入れられているが、一般観客層には受け入れがたい作品だろう。」
 Cinematic Reviews

このブログの人気の投稿

論文『米の縮退圧に関する研究:そのメカニズムと影響』

Viande de poulet en métal

映画『Space Buddha: Cosmic Sutra vs. Galactic General(邦題:スペース・ブッダ -宇宙経典 vs 宇宙大将軍-)』